代表取締役 湯川 剛

1月6日。イワタニ賀詞交換会がありました。
周辺の岩谷産業幹部の方々から「A営業本部長常務取締役が今回の2000年キャンペーンを立案の立役者であり、キャンペーン推奨商品の1つとしてOSG商品も白羽の矢を立てられた」と言われ、しっかり挨拶するようにと言われました。
私も幹部社員を引き連れ、ご挨拶に行きました。

2日後の1月8日からそのA営業本部長がかつて勤務されていた静岡エリアからキャンペーン
が開始されることになりました。その事を考えてもA営業本部長の今回のキャンペーン企画には並々ならぬ思いが感じられ、私たちもそれに応えようとしました。
目標は500台。A営業本部長からキャンペーンへの決起大会に祝電が届きました。
「静岡が地域事業会社の先陣を切る」との内容でしたが、この日を境に私は全国を網羅しているイワタニ販売ネットワークの全国拠点を目指してスタートしました。

1月11日、岡山。12日、山陰。13日、東京本部・横浜。14日、静岡マルヰ会。19日、岡山。21日、大阪本部。25日、静岡マルヰ会東部。26日、広島・山口。28日、滋賀。30日、浜松。1月8日以降の営業日15日間で13拠点を廻りました。勿論、それ以外の日は社内の打ち合わせや他の販売店様への新年挨拶とセミナー、更に社員さんの増員の為のリクルート活動等、目まぐるしい1月がスタートした訳です。

この「2000年キャンペーン:全国縦断イワタニ販売ルート拠点訪問」は、私にとって多くのLPガス経営者との出会いでもありました。
都市ガスルートの経営者の方々から多くの事を学びましたが、徹底した地域密着型の経営をされているLPガス経営者方々からも多くの事を教えて頂きました。
「トップ(OSG)の顔が分かるメーカーと出会うのは、我々もやり易い」と言って頂き、全国の隅々の地域の経営者の方々と夜遅くまで経営を語り、またお酒も多く頂き、仕事以外のお付き合いもして頂きました。
中には「あらゆるメーカーは勿論、岩谷産業本社の役員や社員はご機嫌ばかり取るが、我々の社員に厳しくズバリ言ってくれるのは、湯川さんしかいない」と妙な評価をされ、社員教育の依頼があちこちで頼まれたのも、この2000年キャンペーンの副産物でした。

さらにこの2000年キャンペーンには、商品の採用とは別にもうひとつのOSG採用がありました。それは、この2000年キャンペーン(マルヰ会「ミレニアムキャンペーン」)のコンセプトに、私達の提案が大々的に採用された事です。それが「One to One マーケティング」です。商品の採用は当然の事ですが、我々の考え方をLPガス最大手の岩谷産業及び全国マルヰ会が採用してくれた事は、最大の喜びでした。

「One to One マーケティングセミナー」と「明るさの磁場経営セミナー」の2つの題材を掲げて、年明け早々から全国を飛び回っていました。

(次回に続く)

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