代表取締役 湯川　剛

１９９４年の１２月末、翌年用の真新しい手帳(自社用/LMPﾉｰﾄ)を受け取りました。

この手帳はSTEP１からSTEP７までに区分けされていて、STEP２「私の夢」の表紙に私は墨で「やり遂げたければ我慢しろ」と書きました。

１９９５年、新しい年が明けました。

本来は１月４日が仕事始めでしたが、この日、私は住友商事を通じて四国・愛媛のＤ工業でセミナーの予定が入っている為、実質の仕事始めは５日でした。今年もセミナーや大学生活、それに何よりも大きな目標である株式公開実現に向け、自らが２５周年の節目に大きく成長させる為の原動力にならなくてはならないと、そんな思いを個人用年賀状にも記しました。


1995年　年賀状２５周年の区切りの年である１９９５年は、ミラクル計画２年目の年でもありました。

昨年の８月２９日の創立記念日に２５周年記念事業と株式公開までのシミュレーションを改めて全員で確認し、如何に年初めから大阪ガス様を中心としてのＣ＆Ｃ(クリーン＆クリーン)キャンペーンが重要であるかを繰り返し、話をしていました。その為にも「１月１７日よりキャンペーンが大々的に開始されるので準備を怠らないように」というのが、新年の挨拶の中心でした。

新年早々に大きな販売キャンペーンが決まっていると、全ての面で好影響を与えます。

まず１月決算の我が社にとって最後の追い込みが出来ます。お正月気分も吹っ飛びますので日程的にも効率よく動けます。一番良いのは新しい年に良いスタートが切れるという事でした。

そういう意味で、１月1７日から開始される「Ｃ＆Ｃキャンペーン」の準備として仕事始めの５日から１４日までは、ビッシリと社員さん達のスケジュールも決まっていました。私自身も１月９日から始まった大学に通いつつ、１７日開始の準備を進めていました。

１月１５日に私は４８回目の誕生日を迎え、１６日の振り替え休日には明日から始まる大学の試験準備を行なっていました。

 

そして、あの１月１７日　５時４６分を迎えたのです。
全てを崩壊させたあの１月１７日　５時４６分を迎えたのです。

(次回に続く)

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