05年11月21日に私は五菱ナイロンの三田村役員と藤本塾長が経営する千代田区にあるR社を訪問。そこで藤本塾長から意外な人物の名前を聞きました。
「湯川さん、石塚さんをご存知ですか」という質問に私が
「あの有名なユニシロのカリスマ経営者の後継者となり、テレビや雑誌に出ているあの石塚さんですか」と確認すると「そうです」との事。
藤本塾長の話によると辞任後、現在は同じくユニシロで幹部をしていた澤本氏と共同経営で企業再生支援ビジネスを行なっているという話でした。
「この石塚さんを我々の水宅配ビジネスのメンバーに参画する事はどうでしょうか」
思いもかけない人物の名前が出ました。
私はアパレル業界に対して全く無知でしたので、石塚氏の事は殆ど知りませんでした。
「彼はユニシロの社長を1期で辞任したけれどそりゃ、凄い人材ですね」と同席した三田村氏が言われたので、それではお会いしましょうと約束し、その企業再生支援ビジネス社を訪問する事になりました。その際に事業計画書は作成していくようにとの事でした。
「石塚さんと会う場合、事業計画のシミュレーションよりも資本政策は問題ないか」と11月28日10時に藤本塾長から確認の電話があり、私は石塚さんとまだ会った事がないので事業計画書はともかく資本政策は何も考えていない旨を伝えました。
11月30日(水)、これから水宅配事業をやろうとしている自分が何故「企業再生支援ビジネス」のK社に行くのかは不思議でしたが、むしろ有名人の石塚さんに会いに行くような気持ちの方が強く、ワクワクしていました。
渋谷から原宿に向かう明治通りを少し入ったところにそのオフィスはありました。10時の約束で訪問しました。おしゃれなこじんまりしたオフィスの1つの部屋に通されました。共同経営者である澤本氏と一緒に石塚さんも入ってきました。43歳の石塚さんの第一印象は、テレビで見ている先入観からビジネス経営者というよりスターのような爽やかなイメージがありました。さすがはユニシロのファッション業界で洗練された感じだなと思いながら、お互い握手をして挨拶をしました。ちなみに彼の経歴や毛並みは一言で言えばカッコ良く、私とは対極な生き方をしている人でした。
短時間でお互い意気投合し、話は事業計画や資本政策に対してよりもむしろ水宅配ビジネスがもたらす将来へのポテンシャルに大きな興味を持って貰いました。
私は石塚さんが醸し出す爽やかなイメージが水宅配ビジネスの清潔なイメージにぴったり合う、しかも彼の経歴が更にプラスに加味するのではないかと思いました。
逆に私のイメージはどちらかと言えば強面なイメージである為、自分自身が前面に出る事を躊躇っていましたので、石塚さんとの出会いは予想以上のチカラになる事を感じました。
加えて五菱ナイロンの三田村氏も渋いハンサムな顔立ちなので、この2人をウォータイライフジャパンの企業イメージとして全面的に打ち出せば下手なタレントを使うよりより大きな効果があると思いました。
(次回に続く)
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