代表取締役 湯川 剛

08年8月21日、山東省の威海代理店のお客様大会に参加した後、夜は同じく山東省にある栄成代理店を訪問しました。栄成代理店は初めて訪問する代理店でした。
栄成代理店の譚社長は28歳の独身です。独立2年目で社員は21名。私の訪問を大変感激してくれ、お客様訪問の後、魚介類の大盛りを夕食に出してくれました。「今日は来てくれて嬉しい」「毎日、餃子で大変だったでしょう」「滅多に日本では見られない珍しい魚介類をたくさん準備しました」「食べて下さい、食べて下さい」

8月23日、上海に戻った私は激しい腹痛に襲われ、上海病院で点滴を受けました。中国出張で初めて病院のお世話になり、医師からは「何かに当たったのでしょう。最近、生ものは食べませんでしたか。中国の食事は注意して下さい」と言われました。
03年の中国進出から5年目。いつか経験する事になるだろうと思ってはいましたが、こうして中国での洗礼を受け、何だかやっと1人前になった気分です。
翌24日に帰国。その夜、北京オリンピックが閉幕されました。

北京オリンピック閉幕で、いよいよ中国国家体育局にOSG製品を導入に向けての動きが開始されました。
「オリンピック出場の選手の感動の涙と汗は、全てOSGの水で出来ている」
それを何としても実現しなければなりません。4年後のロンドンオリンピックに向けて、オリンピック選手達にアルカリイオン整水器の水を飲んで貰わなければなりません。

天然社では毎年、中国名山と称される景勝地で合宿を行ないます。過去、黄山や張家界で行なわれた時には私も参加しました。
08年は江西省西境の中南部にある井岡山で行なうとの事で9月3日、私も参加しました。
井岡山とは1927年10月に毛沢東が中国で最初の革命根拠地を建設し、土地革命と農民を組織した武装闘争の基地となったところらしいです。教科書で学ぶのか、中国の成人の殆どは井岡山と毛沢東の最初の革命根拠地の建設のエピソードを知っています。
売上低迷の天然社にとっては革命根拠地である井岡山から再出発の気持ちで今年は選んだと聞いています。もし私が中国に観光ツアーで訪れているならば、井岡山はたぶん日本人向け観光コースにはないと思います。革命根拠地は日本人の私にとって、ピンとこない場所であっても私なりにこの地を衛生部ショックから立ち直る再出発の場にしなければならないと思いました。

この合宿で私は全代理店経営者向けにスピーチの機会を貰いました。そこで私は「衛生部ショックから既に3年が過ぎている。にも関わらず回復している代理店もあれば、売上低迷の代理店はいつまで経っても衛生部ショックを低迷の理由にしている」と社長らに檄を飛ばしました。
天然社の幹部会議の席上で「オリンピック選手がアルカリイオン整水器の水を飲用していたら、これ程の名誉回復な話題はない。そして言い訳が出来ない」と改めて国家体育局に導入する事の決意表明をしました。

「オリンピック出場の選手の感動の涙と汗は、全てOSGの水で出来ている」の強い気持ちを改めて井岡山合宿に参加した代理店全社長の前で宣言しました。「もう衛生部ショックだから売れない等の言い訳は止めましょう。必ず国家体育局に導入して貰い、明るいニュースを多くのお客様に広めて下さい」

9月5日朝。井岡山から深圳を経由して珠海に入りました。そこで金鋭兄弟に「何としても中国国家体育局に導入する為に力を貸してほしい」と頼み、翌6日に珠海からマカオ。マカオから台北と移動しました。その移動中、頭の中は「何としても中国国家体育局に導入するのだ」と言い聞かせました。


(次回に続く)

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