改めて説明しますが、創立50周年に向けて「プレミアム50」プロジェクトを立ち上げられました。プロジェクトの主な内容として「みずまっぷ」と「マイボトル」と、更に映画「セカイイチオイシイ水 ~マロンパティの涙~」を取り上げる事になっていました。
但し、映画に関しては会社の費用で行なうのではなく、あくまでも私個人が製作費等、全ての費用を負担する事でプロジェクトの中に取り組まれました。
プロジェクトに取り組まれた大きな理由は、「熱中症問題」や「マイボトルの啓蒙運動」をする前に、そもそも「水は大切なんだ」という事を広めまくてはならないという結論になりました。そこで私が長年目標にしていた「ある実話を映画に撮りたい」という意向もあり、しかもそれを創立50周年に向けて完成させたい計画もありました。
この話は、何度なく「人生はプラス思考で歩きましょう!」(略「人プラ」)でも掲載されています。改めて簡単にここで説明します。
当時の2017年から遡る事2007年の事です。この話は第366回~368回(2018年7月10日~8月1日)でも掲載しました。簡単に説明しますと、私が所属しているボランティア団体「公益社団法人アジア協会アジア友の会」(略、JAFS)での話です。
07年11月にJAFSの理事会に出席した際に、協会専務理事から「6月にPHP研究所から出版された本です」と「マロンパティの精水-いのちの水の物語」(著者:小嶋忠良)という題名の本を受け取りました。翌日、新幹線車中にて早速読み始めました。320ページを2時間30分にて読み終わりしました。私が降りる品川駅を気づかず東京駅まで熱中して読んでいました。
東京駅から引き返す品川駅までの10分程の間で私はふと「この本を映画にしたい」と思いました。OSGが50周年を迎え、JAFSがその前年に40周年を迎える記念として、映画を作り、この実話に基づいた「マロンパティの精水-いのちの水の物語」で活躍した人々を広く知って貰いたい気持ちが本を読み終わった時、強く湧き出てきました。
「マロンパティの精水」のプロローグに『パンダン。おそらく日本のNGO活動史に残るであろうこのフィリピンの片田舎の名前を思うたびに、胸の奥底が熱く痛くなってくる。20世紀も終わりに近づいた1999年4月、多くの障害を乗り越え、まる9年を費やした水道建設工事が、日比両国のボランティアたちの献身によって、この地で見事に完成した』と書かれてあります。この文章には、まさに私の気持ちが全て含まれています。
その後、2008年3月、JAFSの理事会で「映画を作ります」と宣言しました。その日から私にとって「映画作り」はまさに「資金作り」の10年間でした。
2017年の「プレミアム50」プロジェクトの席上で「来年18年に念願の映画製作に入れると思います。07年の映画構想から10年。やっと資金の目途も経ちました。この創立50周年記念事業にはギリギリ間に合いそうです。よって「プレミアム50」プロジェクトの課題の1つに入れておいて下さい、という事になりました。
映画のタイトルは「セカイイチオイシイ水 ~マロンパティの涙~」(略、セカミズ)としました。撮影は18年春から開始することになりました。
冒頭の創立50周年に向けて「プレミアム50」プロジェクトを立ち上げられました。プロジェクトの主な内容として「みずまっぷ」と「マイボトル」と、更に映画「セカイイチオイシイ水 ~マロンパティの涙~」を取り上げる事になっていましたと書きましたが、その時はどれひとつ具体的なものはなかったのですが、創立50周年の方向に向かってプロジェクトは動き出しました。
【追記】
2021年春に就任したOSGの山田社長は、就任以来、どのような忙しい時でも全社員向けに【今日も元気にスイッチオン!OSG☆ハッピーモーニング】を毎日発信しています。
第354号(2022年7月14日)に「熱中症予防声掛け」にOSGグループ会社で水宅配をしているウォーターネットの取り組みの一部が紹介されています。
2022年の夏は危険を伴う猛暑になっています。熱中予防の為に参考にして下さい。
ここに7月14日に社内配信された記事を掲載します。
(次回に続く)
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