代表取締役 湯川 剛

現在の「人生はプラス思考で歩きましょう!」(略「人プラ」)は5年前の2018年当時の事を掲載しています。もう少し具体的にいうと「銀座仁志川」誕生を掲載しています。

さて本日の掲載は、特別に現在の状況を掲載したいと思います。
理由?・・・それは、5年後に私がこの「人プラ」書いているかどうかが分からないので、是非とも550回と551回は、2023年現在について書きたいと思います。

2023年5月5日。「銀座に志かわ 上海新天地店」がオープンしました。
前年の22年7月7日の「サンタモニカ店」オープンから海外出店は2店舗目になります。

「銀座仁志川」の社名由来は既報の通り「仁志」は「人に志しあり」の思いが込められ、「川」は「世界の海に流れていく」という意味があります。
そのような意味では「銀座仁志川」の食パンを世界に通用するパンでありたいとの思いが創業以来からありました。
その具体的行動が22年7月に米国に進出した「サンタモニカ店」です。話によりますと「食パン専門店」として米国に進出したのは銀座仁志川が最初との事です。

「サンタモニカ店」オープン以来、何かと「話題」を集めています。
毎日オープン1時間程で「売切れ」との事で、地元情報誌では「有名なコンサートチケットを入手するのと同じくらい大変だ」と、書かれてあります。
でもこれには正直、理由があります。
1日の生産本数が工房の広さの関係から需要に対して供給する本数が生産されていないのが現状です。これは改善すべき事です。
同時に在米中国人の存在が、早期の「売切れ」に影響します。
サンタモニカ店に向けて、主な原材料は日本からから送ります。その輸送料等のコストの影響で、1本(2斤)18ドルで販売しています。これを在米中国人が生産本数の約30%程を買い上げます。
それを彼らは中国人コミュニティに、噂によると倍の価格で「転売」しているとの事です。
これが地元で少し問題になっています。それでなくとも生産本数が需要に対応していないので、早期の「売切れ」になる訳です。
いずれにしろ、米国人含めて「銀座に志かわ」の食パンは受け入れて貰っています。
髙橋社長がよくいう「寿司・ラーメン・食パン」を日本食の代表にしたいという願いは「川」の命名した時からの思いです。
「銀座に志かわ サンタモニカ店」がオープンして来月で1年を迎えます。
ハリウッドが近い場所柄、有名映画俳優や一流アスリートがお客様になって頂いています。
ここでは実名を掲載する事は出来ないのですが、日本人選手で大リーガーのあの有名な選手にも「銀座に志かわ食パン」は届いています。(あぁ~、実名を言いたい!笑)

そんな中で、今年の2月にサンタモニカ店からビッグニュースが飛び込んで来ました。
それは第95回アカデミー賞候補者へのギフトとして、なんと「銀座に志かわ食パン」が採用されました。もうこれは驚き以外ありません。
アカデミー賞候補者へのギフトボックスの中に「食パン」が入れられたのは初めての事。
見事「銀座に志かわ食パン」に、白羽の矢が立ちました。これは「サンタモニカ店」に関わらず、日本で店舗運営している全てのスタッフの皆さんにとっても誇りに感じます。
ただ、このようなビッグニュースを日本の皆さんに広く知って頂けないのが正直、残念です。

次回は5月5日にオープンした「上海新天地店」について掲載したいと思います。

次回、6月10日に掲載します。

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