代表取締役 湯川 剛

3人の役割が決まった事は既に掲載しました。
髙橋社長は「銀座仁志川のパン作り」であり、宮崎社長には「銀座仁志川の文化作り」。
そして私は「銀座仁志川の出店作り」がそれぞれの役割です。

最後に「感性価値」についてお話します。
「感性価値」こそ銀座仁志川最大の狙いです。
銀座仁志川の店舗が醸し出す空気感や雰囲気の感性にお客様が感じて貰える事です。
銀座仁志川の文化にお客様が共感して頂ければ、私達にとって最高な価値になります。

具体的には銀座仁志川は『和モダン』をテーマに商品作り・店舗作りを考えています。
銀座仁志川に「暖簾」というシンボルを採用しました。この事については後日掲載したいと思います。この「暖簾」は京都の一澤信三郎帆布様(以降、敬称略)にお願いしました。

女性の方なら「一澤信三郎帆布」のブランドはよくご存知だと思います。
「一澤信三郎帆布」のホームページによりますと
特別に織られた良質な綿帆布、麻帆布を使用し、それを独自の味わい深い色に染め、糸や金具も特注。裁断、縫製に至るまですべてが職人の手作業。
工房では、ミシンをかけるベテラン職人と、帆布に印をつけたり金具を取りつけたりする下職(したしょく)が2人1組のチームになり、かばんを作っているとの事です。
この一澤信三郎帆布に銀座仁志川の暖簾をお願いしました。よっておしゃれに関心のある方は銀座仁志川の暖簾を見て「あの一澤信三郎帆布で作られている」と言われます。このようにカバン作りのこだわりを「暖簾」に託しました。『和モダン』を目指す銀座仁志川のこだわりです。更に毎月配布する『銀座仁志川千社札』等も『和モダン』の表れです。

ひとくくりにすれば、下記のような図になります。
こうして銀座仁志川誕生前に明確な「3つの価値」を私達は決めました。

ちなみに「銀座仁志川の暖簾」には3人の思いが
詰まっています。
暖簾に掲げる事は髙橋社長の提案です。
その暖簾に大きな文字で「食パン」と表したのが
宮崎社長のアイディアです。
暖簾の端に書かれてある「水にこだわる高級食パン 銀座に志かわ」は、私が命名しました。
このように銀座仁志川の暖簾には、3人の思いが詰まっています。

次回、8月10日に掲載します。

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