代表取締役 湯川 剛

なんと、同じ日の同じ時刻に、同じエリアで食パン専門店がオープンするとのことです。
しかも、相手は「俺のイタリアン」「俺の焼肉」など手広くしているあの「俺の株式会社」が運営する「俺の食パン」がオープンです。
「俺の食パン」がオープンするお店は、晴海通りと昭和通りが交差するメイン道路に面し、なんと東銀座駅真上の歌舞伎座の前にある店舗でのオープンです。
「俺の食パン」が一等地でのオープンに対し、かたや、銀座仁志川は完全に路地でのオープンと言ってもいいでしょう。
「身内内覧会」の嬉しい報告を聞いた後の「俺の食パン」オープン報告でした。

実は2018年の9月13日は、「一粒万倍日と大安と天赦日」が重なった最強の日です。
この「一粒万倍日と大安と天赦日」の最強の日は、2018年で9月13日一度だけです。
よって、この日を「銀座に志かわ」のオープン日にしたわけです。それは、「俺の食パン」さんのオープン日に決められたことは、何も不思議ではありません。
とは言え、同エリアでのオープンです。直線で700メートルの距離です。

私は、髙橋社長の報告を聞いて「それはとてもいいことです。」と答えました。私の性格上「えっ!」は、口が腐っても言いません。
いやむしろ、銀座で同日オープンというホットな戦いが話題になり、それが地方に広がり、地方でも「銀座に志かわ」の名前が広がるなら、グッドニュースになるわけです。髙橋社長もその考えに同意です。
髙橋社長は、有楽町にある食パン専門店の老舗「セントル ザ・ベーカリー」や既に京橋に出店している「俺の食パン」。そして、「銀座に志かわ」が連なり、「この通りを食パン通りと言われれば最高です」と私の上を行くポジティブな考え方に、むしろ驚きました。
「すごい髙橋社長。いいね」
私は、髙橋社長の勇気ある言葉に押され、「もう1店舗ほど9月13日にオープンになれば、更に話題が膨らみますね」と調子のいい話をしました。
そんなことがきっかけに髙橋社長や空気づくりの宮崎社長らが中心となって「銀座にホットな戦い。食パン戦争」のようなニュースリリースを発信したのを覚えています。

8月30日。品川15時30分発の新幹線で大阪に向かっていました。そこに1本の電話が入りました。オープンまでに試作品で作っている「銀座に志かわ」食パンを関係者に配布していました。その配布先から連絡が入り「銀座に志かわの食パンに異物混入のようなものがある」との電話が入りました。

「なにっ!」

次回、9月10日に掲載します。

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