代表取締役 湯川 剛

今年の「人プラ」の実質的スタートは本日からになります。

さて、第590回から「コロナ関連」が登場して既に18回、6か月が経過しています。
本来であれば、2024年12月掲載の「人プラ」は2021年の事を掲載しているはずでした。にも関わらず、まだ2020年春で足踏みしている状況です。いかにコロナ禍で私も会社も混乱していたかがよく分かります。おそらく当分は続くでしょう。それほど、当時は目まぐるしい日々を過ごしていました。

当時、私の知る限りほとんど企業は「動かない」方針を取っていました。ところが、私は逆にむしろ「過激なほど動いていた」事になります。
本日は、あまりおもしろくない内容です。ただ、社内間での記録として残しておきたいという声がありました。とは言え、社内の資料なのでここまで赤裸々に見せていいものかと思いますが、1つの事例として掲載します。以前に簡単に掲載しましたが、4月7日付けの「緊急事態宣言とOSGグループの対応」についての発信を一部加工して掲載します。

何度も言いますが、読んでる方はおもしろくない文章です。

令和2年4月7日

OSGグループの皆さんへ

政府緊急事態宣言におけるOSG対策本部

「政府緊急事態宣言」についてOSGグループの対応

日々の業務、お疲れ様です。
さて、本日19時、政府より新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、緊急事態宣言が発令されます。OSGグループにおいて、グループの皆さんの感染防止を第一義に、特に通勤等公共交通機関利用による感染予防に重点を置き、次の指示を行います。なお、この指示は、4月8日(水)〜4月18日(土)までとし、4月20日(月)以降の対応については4月17日(金)17時に改めて発信します。

この指示は緊急事態宣言対象エリア(東京都·大阪府·神奈川県·埼玉県·千葉県·兵庫県·福岡県)で勤務を行っている方のみ対象とします。対象エリア外の方はこの指示に該当しませんので、通常勤務を行い、様々な制限がある対象エリアの分も含めしっかり頑張ってください。

<緊急事態宣言発令エリアでの勤務について>

  1. 通勤は業務内容ごとに営業車通勤·時差出勤・直行直帰にて行います。
  2. 業務は業務内容ごとに従来通り・テレワークにて行います。

公共交通機関利用時の感染を極力避けるため、以下の事を徹底してください。

<通勤時における感染予防対策として>

  1. 開発営業部門で営業車両を使用する社員の皆さんは、営業車による通勤を行ってください。
  2. 開発営業部門で営業車両を使用していない社員の皆さんは、時差出勤(8時〜17時·10時〜19時)を行ってください。
  3. メンテナンス営業の皆さんは、営業車による直行直帰を認めます。
  4. 管理本部・内勤の皆さんは、テレワーク又は時差出勤(8時〜17時·10時〜19時)を行ってください。
  5. 〇〇事業部の皆さんは、自家用車による通勤を行ってください。
  6. 〇〇事業部の皆さんは、時差出勤(10時〜19時)を行ってください。
  7. 〇〇事業部の皆さんは、営業車両で通勤を行ってください。
  8. 令和2年度新卒新入社員の皆さんは、11時〜15時の時短勤務とします。

<業務時における感染症予防対策として>

  1. 開発営業部門の皆さんは、原則社内にて営業業務を行ってくたさい。
  2. 〇〇事業部の皆さんは、通常業務を行ってください。また除菌水の無償配布もしっかり行ってくたさい。
  3. その他のメンテナンス業務の皆さんは、営業車両を使用し、通常業務を行ってくたさい。
  4. 〇〇事業部、〇〇事業部、〇〇事業部、〇〇事業部の皆さんは、通常業務を行ってくたさい。
  5. 管理本部・内勤の皆さんは、半数をテレワークとします。

OSGグループの皆さんは引き続き仕事ではもちろん、プライベートでも「3密」(密閉・密集・密接)を避けて下さい。またマスク・換気・除菌を行い、安全と健康に留意した活動をお願いします。改めて緊急事態宣言のエリア外の皆さんはしっかり頑張ってください。

政府緊急事態宣言におけるOSGグループ対策本部
  東京本部責任者:〇〇〇〇   大阪本社責任者:〇〇〇〇

以上

このような「発令」が徹底されていました。

ここで、上記に書かれてある<業務における感染予防対策として>の中の(2)にある「除菌水の無償配布もしっかり行ってください。」について少し説明します。

これは、家庭用浄水器のメンテナンス訪問時にお客様へ「除菌水の無償配布」を行っていました。
以前にも掲載しましたが、
① 貢献する  ② 告知する → 「除菌水で救える命がある」 ③ 元気を与える
の以上3点が50周年記念事業として、緊急に決めた方針です。
この「除菌水無償配布」は、お客様に大変喜んでいただきました。特にアルコール消毒液が市場で不足し、購入する事が困難な時期で入手する事すらできませんでした。それだけに「無償配布」が何よりも喜んでいただきました。正直、損益には大きな影響がありましたが、この「無償配布」が創立50周年の使命と社員さんと話し合いました。

次回、1月20日に掲載します。

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