東京大学大学院農学生命科学研究科
OSG国際防疫獣医学寄付講座
東京大学大学院農学生命科学研究科 OSG国際防疫獣医学寄付講座は、2021年11月に株式会社OSGコーポレーションの寄付により設立されました。
【研究目的】
アジアでは、人口増加と共に畜産の急速な発展と集約化に伴い、動物感染症が蔓延し、安全な畜産物の安定供給、畜産の持続可能性を脅かしています。本寄付講座は、アジア諸国との国際連携や国際貢献を視野に動物の感染症防疫に関する学術研究の発展と獣医学教育の質の向上を通じた人材育成と畜産業の振興を目的として開設しました。獣医学のあらゆる分野を通じて、学術・教育・産業に幅広く貢献していきます。
【研究内容】
アジアにおける感染症防疫研究では、動物感染症防疫対策に関する研究をOIE(国際獣疫事務局)と連携して実施。ワンヘルスの取組みでは、動物・感染症・食料の生命倫理を通して安全安心な食料の安定供給、畜産業におけるSDGs及び環境保全に貢献し、健全で持続可能な社会に貢献する事を成果として期待します。
また国際共同研究によるアジア貢献においては、アジア諸国の家畜衛生対策向上・大動物臨床体制の充実や獣医学教育、国内外の獣医学分野のレギュラトリーサイエンスの教育研究を進めます。
【寄付講座の概要】
大学名 ：東京大学大学院農学生命科学研究科
講座名 ：OSG国際防疫獣医学寄付講座
担当教員：特任教授 芳賀 猛(感染制御学)／猪熊 壽(産業動物臨床学)
特任教員 藤本 悠理(疫学・感染制御学)／
前澤 誠希(産業動物臨床・獣医学衛生学)
特任研究員 石橋 朋子(国際獣疫行政)
開設期間：2021年11月1日～2031年10月31日
OSGコーポレーション
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