第19回 『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』

『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』
6月9日両国国技館開催。
新日本プロレス&全日本プロレス&プロレスリング・ノアの3団体が協力しての開催です。
2011年3月11日に起こった東日本大震災の復興支援チャリティー興行として行なわれた同年8月27日 日本武道館での『第1回 ALL TOGETHER』。
そして翌年2月19日 宮城県・仙台サンプラザホールでの『第2回 ALL TOGETHER』。
あれから約11年……伝説の大会がよみがえる!とネットニュースで報じられていました。

メディアで報じられる1週間前。新日本プロレスの菅林会長からこの6月9日開催の両国国技館『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』に関し、メールを頂きました。
内容は「元気があれば何でもできる!」について意見を求めるもので、もし何かあれば再考するとの事でした。
私は、6月9日両国国技館開催は2月頃から聞いていましたので「猪木追悼興行」を開催して貰うだけで有難いと思っていました。ただ「猪木追悼興行」と銘打たないのは新日本プロレス内で議論を重ねた上での決定との事だったので、それでいいと思いました。
「元気があれば何でもできる!」その文言そのものが「猪木追悼興行」だと認識しています。
私は菅林会長に「ありがとうございます。いいと思います」と返信しました。

その数日後、私は菅林会長に改めて興行タイトルを「ダァー!」「イチ・ニ・サン、ダァー!」「イチ・ニ・サン、ダァー!元気があれば何でもできる!」は如何でしょうかと連絡してみました。
その理由は「イチ・ニ・サン、ダァー!」を風化させたくない為に「イチ・ニ・サン、ダァー!」の正式な継承者をこの大会で明確にしたい事を説明しました。
「お別れ会」の最後に猪木のお孫さん尚登君と一緒にオカダ・カズチカ選手が行ないました。
オカダ・カズチカ選手には「イチ・ニ・サン、ダァー!」の継承者になって貰う事をお願いしました。勿論、猪木家を代表して啓介さんからの意見でもあります。オカダ・カズチカ選手は正式に発表して頂ければとの返事でした。

菅林会長からは「既に印刷も出来上がっているので、変えられない」との回答でした。
まさにその通りです。完全な私のミスです。
次回「イチ・ニ・サン、ダァー!」の正式な継承者が発表出来る機会を作りたいと思いました。

また菅林会長からは、6月9日当日、両国国技館で「アントニオ猪木に国民栄誉賞を授与させる会」の封書を単に「設置」するのではなく、「入場者に配る」との嬉しいお話も聞きました。

次回、4月25日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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