第34回  台本

中国出張から帰国し、10日振りに大阪本社に帰ってきました。
事前に連絡は貰っていましたが、「猪木の映画」のプロデューサーであるアミューズ社の筒井部長から「映画の台本在中」と書かれた宅配便が届いていました。
赤い表紙に「新日本プロレス創立50周年企画」と書かれ、その下に映画のタイトル「●●」が書かれてありました。私はこの「天国の猪木へ」で映画のタイトルはまだ公表していません。
いつも「猪木の映画」と表現していますが、早く皆さんに映画のタイトルをお伝えしたいと思います。ただ、映画制作関係者の人達に迷惑が掛からないように、制作委員会から公式に発表されるまで控えたいと思います。たぶん次回は具体的な映画タイトルを発表出来るのではないかと思います。

赤い表紙の台本の話を続けます。
次のページをめくると製作として、製作委員会の名前が書かれてありました。
2ページ目には配給先や製作プロダクションの名前が書かれてあります。
3ページ目にはプロデューサーから音楽、撮影、証明、美術関係者の名前が多く書かれています。
4ページ目から「登場人物」が書かれてあり、9ページ目から映画の、いわゆる「台本」が書かれてあります。私は台本を数ページにわたりペラペラとめくりましたが、読もうという気持ちは余りありません。折角、送ってくれたにも関わらず、読もうとしない自分がいました。

たぶん、私にとっては「どんな映画」になろうとも、生前猪木と約束した「猪木さんの映画が出来ますので、それまで頑張って下さい」が実現すれば、それでいい訳です。勿論、ヒットすれば、この上ない嬉しさはありますが、敢えて実現しない話をするならば、この映画を猪木自身が見られないという何とも言えない複雑な気持ちです。

とりあえず天国の猪木には「台本が届きました」とだけ伝えました。

次回、7月10日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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