第42回  「アントニオ猪木をさがして」の出演者

8月7日14時。映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会がオンラインで開催されました。
既に、10月6日上映が発表されていますが、詳しい情報は、徐々に開示されていく、とのことでした。この日は、8月18日に出演者の「情報解禁」として、プロレス界からは藤波辰爾、藤原喜明、棚橋弘至、オカダ・カズチカ。芸能界からは有田哲平、安田顕、そして講談師の神田伯山などが発表される、ということになりました。
既に2日前の18日にメディアなどで発表されていると思います。
筒井プロデューサーの報告では、特に講談師の神田伯山が登場する「巌流島決戦」の撮影状況の話に私は聞き入りました。ご承知のように、1987年のアントニオ猪木vs.マサ斎藤の「巌流島決戦」の話です。その模様を書き下ろしの講談で披露した神田伯山講談師のことが以下のスポーツ紙に書かれていましたので、紹介します。
「白いマットに講釈台を置き、張り扇を打ち、四方に篝火をたき、雨が降ったら一発アウトの中、梅雨の時期に撮りきりました。私にできることは講談しかないので、語り継ぐという鎮魂ができたら幸いです」に早く見たい気持ちにかられました。
猪木ファンの出演者が作り出すドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」が徐々に明らかになってきそうです。また、会議の席上、プロデューサーから完成前のフィルムを監督が見て「泣いてしまった」との報告を聞き、私は更に「早く見たい」と心が騒ぎました。

この日は、「●●さんの出演も決まりました」と大物スターの出演も正式に決まった報告を受けました。無名時代の●●さんがアルバイト先で猪木と出会ったこの思い出は生涯忘れない、との出演の経緯を聞きました。改めて、猪木が多くの人に感化していることを知りました。
なお、●●さんとは誰なのか。「情報解禁」になっていないため、ここでは名前は控えます。楽しみにしておいて下さい。

また、8月21日に初号試写会が関係者のみで行われます。場所は東映大泉撮影所です。
私は会議終了後、筒井プロデューサーに電話をして「製作に携わった皆さん方に何らかの形でお礼の場を設けたい」と伝えました。そこで、8月21日に私も初号試写会に参加しますので、その後に食事などできないか、と確認しました。「これは、私が言っているのではなく、猪木が言っているのだと思ってほしい。猪木の映画にこんなに多くの方の協力で作り上げてきました。猪木が生きていたならば、間違いなく完成パーティーをしていますので、是非ともその実現をしてほしい」と頼みました。
筒井プロデューサーも「喜んで」と、快諾してくれましたが、結果的には8月21日は場所的にも厳しいとのことで、9月20日完成披露試写会の後に「完成パーティー」をすることになりました。

いよいよです。

次回、8月25日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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