既報通り9月20日17時受付で有楽町朝日ホールにて映画「アントニオ猪木をさがして」の完成披露試写会が行われました。
当日、私は大阪から移動しました。この日もタイトなスケジュールでした。
試写会会場の「有楽町朝日ホール」がどこなのか分からない事、また受付時間に遅刻しないようにと思い、JR有楽町駅近くのホテルで4件の面談をこなしました。
最後の面談者である新日本プロレス菅林会長と試写会場まで一緒に移動。無事、受付時間に間に合いました。受付カウンター周辺は試写会に訪れた人で溢れていました。
私は試写会終了後の舞台挨拶に登壇する藤原喜明組長の控室に行きました。理由は挨拶もありますが、スマホの充電と猪木元気工場の青木社長が持参した書類に目を通し、捺印する必要があった為です。組長にしてみれば、何故自分の控室で仕事をするのかと思ったかもしれませんが、長い付き合いです。勿論、僅かな時間ですが猪木との思い出話をしました。
隣の控室には藤波辰爾選手がいましたが、登壇準備の途中だというので簡単な挨拶だけして、試写開演の時間が近づいた為、席に着きました。
試写会場には、抽選に当選したお客様や招待客が約300名位はいたでしょうか。
私の前には新日本プロレスの木谷オーナーが着席されており、挨拶をして2度目の映画鑑賞です。
ここでは残念ながら映画の内容をお伝えする事は出来ません。(内心、話したいですが・・・)
8月21日に東映大泉撮影所で行なわれた初号試写会から2度目の「アントニオ猪木をさがして」ですが、私は何度でも鑑賞出来ます。鑑賞2度目で新しい発見もありました。ドラマ仕立ての映画ならストーリーが分かっている分、2度目は新鮮さに欠けるかもしれませんが、ドキュメンタリー映画なので107分の上映時間はあっという間に過ぎました。
初号試写会でも目頭が熱くなるシーンがありましたが、今回の完成披露試写会でも同じシーンで涙が流れそうになりました。どのシーンかは言えませんが「喫茶店」とだけ伝えておきます。
映画が終わると、拍手が起こりました。会場の後ろ辺りから大きな声で「イノキ~!」のコールが飛びました。普通の映画なら何事かと、一斉に声の方へ視線が向くかと思いますが、会場では誰一人そのような行動は見られません。会場にいた皆さんは、その声に「理解を示している」感じでした。会場は真っ暗なので皆さんの表情は分かりませんが、私と同様に涙を流しながら見ている人もいたと思います。「イノキ~!」の声は、私には半分泣いていたような声に聞こえました。
「猪木さん、見ていますか。大きなスクリーンに映っている猪木さんはカッコイイです」
初号試写会でも今回の完成披露試写会でも感じた事ですが、映画を見ている間だけは、猪木が既にこの世にいないという感覚はありません。
試写上映終了後、ゲストが登壇しての舞台挨拶がありました。
ゲストは、講談師 神田伯山・藤波辰爾・藤原喜明・和田総監督・三原ドラマ監督です。
ここらの辺りは、その日のネットニュース等で既に取り上げられていると思います。
全てが終わった後、映画関係者の皆さんは同フロア内の朝日スクエアに移動しました。
次回、9月23日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)
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