第103回  私と猪木元気工場

前回、NHK番組「スイッチインタビュー」の中でも掲載しましたが、その番組のエンドロールに「猪木元気工場」と書かれていて、初めてこの番組に「猪木元気工場」が関わっている事を知りました。3月18日のネットニュースにてアップされた『「猪木展」収益一部100万円を石川県に寄付、センバツ出場の石川2校には猪木タオルも寄贈』とのニュースも見て初めて知りました。
内容は、2月に横浜で開催された能登半島地震復興チャリティー「~おかえりなさい、猪木さん~燃える闘魂・アントニオ猪木展」の収益の一部となる計100万円を石川県に義援金として届けた。猪木さんの実弟啓介氏、力道山夫人の田中敬子氏、猪木展プロデューサーの宇田川強猪木元気工場取締役らが石川県庁を訪問。馳浩知事に義援金を手渡し、同知事から「今回のご寄付、非常に感謝申し上げます」との事です。この事を私は初めて知ったわけです。早速、宇田川氏に電話で「いい事してくれてありがとう」とお礼を言いました。
最近では、福岡で「猪木展」を開催しているとの事です。

中嶋勝彦選手の「闘魂スタイル」で私と猪木元気工場との関係が密であるように書かれていますが、私は猪木元気工場の役員でもありません。役員連絡会議にはオブザーバーとして参加する場合はありますが、いちいち「猪木元気工場」のしている事を把握しているわけではありません。ただ、猪木のキャラクターを使って、何かビジネスをやる時には時にはクレームを付ける場合があります。以前にスーパーマーケットのお弁当に猪木のキャラクターを使用した事に苦言を呈しました。「猪木のイメージと違和感を覚える」との意見です。

「猪木元気工場」も悩ましいところがあります。それは「猪木」の露出の機会を増やさなければいずれ忘れられる、という基本的な考え方です。それには私も納得します。とは言え、何もかも出ていいとは限らないのが私の意見です。そこで1つの基準を作りました。
それは、生前猪木が出演していたものに限る、という意見になりました。例えば、パチンコのイメージキャラクターに以前猪木が出演していたならば、それは良しとする、となります。
生前猪木が「猪木展」を開催していたので、現在も「猪木展」を開催している事になります。

ただ、猪木が生前していない事で唯一実現しよう、としているものがあります。それはこの「天国の猪木へ」でも何度か掲載されました「猪木ロイド」です。猪木AIに関しては、猪木のご遺族の意見も確認しながら進めていますが、これは止むを得ない例外です。

猪木はもういません。

次回、5月15日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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