第130回  「作家 猪木ロイド」

前回に「次回、11月1日掲載予定です。」と掲載していましたが、やはり海外出張が続き掲載できませんでした。本日11月2日にスケジュールを調整し、60分確保しました。

話はちょうどひと月前、10月2日の出来事です。
夕方にAI猪木の詩集「馬鹿のひとり旅」を依頼していたAI制作会社の社長と面談しました。この日に「詩集ができる」という連絡をいただいていたからです。数十ページに及ぶ原稿用紙を受け取りました。表紙には「作者 AI猪木」と書いてありました。
「これがAI猪木が書いた詩集『馬鹿のひとり旅』ですか」としなくてもいいのに改めて質問しました。正直、感動するとか感激するとか、という気持ちが湧かないまま受け取りました。
AI制作会社社長も「装丁すれば雰囲気が変わるのではないか」という事です。私もそんな気持ちになりました。ここで内容をお見せするわけにはいきませんが、まずは出版会社に相談したいと思いました。

11月7日の16時に出版会社と打ち合わせをする事が決まりました。私のスマホのスケジュールには「『作家 猪木ロイド』による詩集『馬鹿のひとり旅』打ち合わせ」と入力しました。

本といえば、猪木の実弟である啓介さんが「兄」を出版すると聞いていましたが、2日前に会った時、発売時期は少し遅れるとの事でした。

いずれにしろ「アントニオ猪木」の名がどのような形でもいいので、世に発信されればと思っています。情報が洪水のように流れる昨今、猪木が忘れられないようにしておかなければならない、と思いました。

そういえば、LAの寛子さんから数日前にLINEで「パッケージ届きました。ありがとうございました」とのメッセージが入っていました。先日LAに行った時、残念ながら会えなかったですが持参した映画「アントニオ猪木をさがして」のDVDとパンフレットをLAの知人から自宅に送ってもらった事への報告でした。私は「猪木さんの遺影に報告をお願いします」と返事をしました。

私が業務多忙な中、少しの時間を割いて「天国の猪木へ」を書く事が猪木とのコンタクトです。
今は思いっきり大きな声で「猪木さーん」と叫びたい気持ちになっているのは、少しストレスが溜まっているのでしょうか。
今日は「猪木さーん、会いたいね」ではなく「猪木さーん、分かってるのか」です。

何故なんでしょうか。何が分かってるのかを尋ねたいのかは分かりません。

次回、11月10日に掲載予定です。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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