第137回  途中経過

2月3日。
この日は猪木が眠る大本山總持寺で「節分会2025」が開催されました。節分の豆まきです。
私は昨年に続いて仕事の関係から總持寺には行っていません。
「猪木元気工場」からの報告では、今年も總持寺からの依頼で昨年に続いて佐々木健介・北斗晶夫妻やアントニオ小猪木、アントキの猪木らが参加しています。總持寺の話によると、昭和の大スター石原裕次郎のお墓が同寺院にある関係から、長年石原軍団のスターが参加していたとのお話です。コロナの関係から、4年ぶりの節分会が昨年に再開。そこで、参加者が石原裕次郎関係者から猪木関係者に変わった感じです。
そう言えば、昨年の豆まきは猪木関係のレスラー数名に豆まきの依頼しましたが、「力道山が眠る池上本門寺で豆まきをする」と断られました。その時私は「これからは池上本門寺ではなく、總持寺ではないですか」と伝えましたが、期待する返事はもらえませんでした。その時から数名のレスラーには声を掛けない事にしました。ところが、今年から池上本門寺では従来のプロレス関係者はあまり呼んでいない、との報告を聞き、複雑な気持ちになりました。

その日の午後、私は大阪から駆け付け「猪木元気工場」の役員や猪木啓介さんと京王プラザホテルで合流しました。2月20日の猪木啓介さんの「社長就任及び出版記念パーティー」の会場を一度見ておきたいためです。その時のホテルの担当者からのお話です。
「300人クラスの参加者のパーティーであれば、普通半年ほど前からの準備期間が必要です」
「今回のように、わずか数週間でやるなど私の経験ではありません」と言われました。
それ程、短い準備期間ですが、既に300人近い参加者の確認も決まり、パーティーでの進行も次々決断していきました。「猪木元気工場」の役員は、それぞれ本業もありわずかの人員でやるしかありません。私も「ボランティアで手伝ってくれないか」とあちこちに連絡しながらの準備です。この日も役員に「とにかく啓介さんのパーティーである事は間違いないが、しかし同時にアントニオ猪木のパーティーでもある」「だから、猪木のメンツが掛かっている。短期間であるが全力でやりましょう」とくどく伝えています。

ホテル担当者との打ち合わせが追わった後、同ホテルのラウンジで新日本プロレスの菅林会長と今年最初の面談をしました。改めて、2月20日の協力を依頼しました。この日は新日本プロレスの試合があるため、選手は参加しませんが菅林会長は参加するとの事です。1時間程の面談で内容はここでは控えますが、私にとって価値ある時間でした。

2月20日の開催まであと10日。
「天国の猪木さん。成功させて下さい」「知らねえよ、など言わないで下さい」
久し振りに冬の夜空を見ながら、次の面談先であるJR浜松町駅に移動しました。


次回、2月25日掲載予定です。パーティーの報告ですがどうなるでしょうか。
(「天国の猪木へ」は不定期掲載です)

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